
こんな疑問に答えます。
転職考えるなら、こんなメーカーが熱いんじゃね?
と思う企業を勝手に書いてみました。
・ルンドベック
・バイオジェン
・大塚製薬
・大日本住友製薬
中枢領域で働いていた経験があるので、その観点から簡単に書いてみます。
Contents
中枢領域の転職市場【体験談】
僕の転職活動中の体験談ですが、中枢系の転職市場は割と人気のようでした。
オンコロジーと同じで即戦力が求められ、特にメンタルクリニックや精神科で活動していたMRが求められていた印象です。
基幹病院、開業医などの担当施設の規模はあまり関係ないような気はしました。
(ペインクリニックのみは除外)
今、多くの企業がCNS領域の薬を伸ばしていきたい傾向にもあるため、この競争の激化の背景から即戦力が昔よりも求められている傾向にあるそうです。
(面接のときに聞きました)
だったら経験者以外はチャンスがないかと言われたらそうでもないので、挑戦する心意気のある方はぜひ挑戦してほしいと思います。
中枢神経領域の市場の伸び具合
厚生労働省が出している精神疾患の患者数の推移をみていきます。
平成29年までのデータしかありませんが、今後も伸びていくでしょう。
認知症、うつ病、統合失調症、てんかん、慢性疼痛など、原因が分からないとされる疾患の市場は伸びていきます。
今後注目の中枢神経の市場
あくまで個人的な見解ですが、今後は中枢神経の中でも1番注目しているのが「ADHD」です。
先日このようなツイートをさせていただきました。
個人的にですが、
今後注目の領域はADHDですね市場は伸び続けてるのに
適応が取れてる薬は少ないから
ブルーオーシャン疾患の定義も曖昧(中枢はほぼそうだけど)
かつ
健常人でも項目にいくつか当てはまるから啓発すればまだまだ増えるADHDに特化したスペシャリティMRも希少価値高そう
— にっしー@MRブロガー×転職支援者 (@nishimohuri) December 27, 2019
個人的にですが、
今後注目の領域はADHDですね市場は伸び続けてるのに
適応が取れてる薬は少ないから
ブルーオーシャン疾患の定義も曖昧(中枢はほぼそうだけど)
かつ
健常人でも項目にいくつか当てはまるから啓発すればまだまだ増えるADHDに特化したスペシャリティMRも希少価値高そう
注意欠陥多動性障害という名の疾患です。
世間にもかなり浸透してきているし、健常人でも当てはまる項目が見受けられるので、今後はまだまだ伸びるはず。
適応が取れている薬剤はヤンセンのコンサータ、イーライリリーのストラテラ、塩野義製薬のインチュニブの3剤が中心です。
市場に対して薬剤が少ないので、今後競争は増えるだろうなと感じています。
久光や大日本、大塚とかがパイプラインを持ってます。
CNS領域で熱いメーカー4社
では、ルンドベックとバイオジェンについて簡単に書きます。
ルンドベック
武田薬品とうつ病の薬「トリンテリックス」を発売しております。
発売前はかなり期待されていた薬剤のようで、そのためにCNS専門のMRを増員しています。
まだ2週間処方であることから、右肩上がりで順調というわけではないようですが、今後は注目すべきメーカーです。
採用の時期では、抗うつ薬の経験があるMRが採用されています。
バイオジェン
エーザイとの提携で開発している「アデュカヌマブ」で有名な会社です。
早期アルツハイマー病の治療薬候補として臨床試験を実施しています。
買収?の噂が常に絶えないような気がしますが、今後はどうなるのでしょうか。
大塚製薬
海外でのプロモーションが主ですが、「レキサルティ」と新たなアルツハイマーの薬が期待です。
エビリファイのような大型製品に育つことが期待されます。
一方で国内だとUCBジャパンとイーケプラというてんかんの薬を提携して販売しています。
エーザイ
アデュカヌマブがあるので上げさせていただきました。
過去にアリセプトやパリエットで中枢領域の会社としてプレゼンスの高かった会社ですが、頑張ってほしいです。
早期退職も行ったし、国内MRの将来性は・・・という不安はあります。
転職するなら内資より外資
MRとしての転職者は減っておりますが、まだMRに挑戦したいという方もおられます。
転職する場合は、僕も世間の意見と同じで、内資よりも外資を選ぶべきだと思っています。
実際に外資に転職して思ったのですが、外資の方が考え方が先進的な人が多いと感じるからです。
人間は、接する人間で人生が変わりますから、積極的に環境を変えていきましょう。
製薬業界への転職は、他の転職サイトと違って一番求人の多いMRBiZがおススメです。
気になる方は体験談書いてますのでご覧ください。
平々凡々の1会社員が、自分の手で人生を切り開き、経済的自立を達成するという意志の元、「コントラクトMR×副業」という働き方を提唱するべく、情報発信をしています。
少々長くなりますが、下記記事に自分自身の理念や想いを書いています。
よろしくどうぞ。